益子焼の片口

浜太郎

2013年07月25日 03:58

 今年の2月に妻が土産に買ってきてくれたものです。







 



 2合弱入るやや大振りな片口ですが、白地で酒の色がよく分かる点と上部にある爪が
 ピッタリ指にかかって持ちやすい
点が気に入って、冷酒を呑むときによく使っています。

 冷蔵庫から出してすぐの冷酒は10℃以下のキンキンっ状態ですので、酒の香りや旨味・
 酸は感じにくくなっています。

 そこで、片口に酒をじゃぶじゃぶ注いでしばらく放置しておくと旨味・甘み・酸が広がるの
 です。飲み頃の温度はチビチビなめながら探してください。

 また、片口をつかうと冷酒でもに注いで酒を呑むことができます。
 あくまで好みなのですが、私はぐいのみやグラスで日本酒を呑むより盃のほうが美味しく
 感じます。(例外は湯呑みなのですが・・・)

 何か理由があるのか今度考察してみます。

 という訳で、口開けの酒を目覚めさせる時も燗冷ましの時も片口は便利なのですが、
 冷酒を呑むときにも威力を発揮します。

 ぜひお試し下さい。

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