足立屋の串焼きについて

浜太郎

2010年09月14日 03:55

 前回の足立屋オープンの記事のアクセス数が異常に多かったので
 調子に乗って、もう一発。

 初めて店に入った方は、壁のお品書きを見て首をかしげるはずです。

 えっ、え~「み」

 ハツ・レバー・つくね・・・は分かるけど、「」ですよ。

 足立屋の串焼きメニューには、通常の焼き鳥屋に必ずある「やきとり」は
 ありません。

 その代わりにあるのが、「」です。(漢字で書くと「身」なんでしょうね)
 焼き場のM田さんに聞いたところ身の部分だから「み」と言うことでした。

 考えてみると「やきとり」という呼称は大雑把で、レバーもハツも内臓ではあるが
 鶏の部位なので、それを「やきとり」といって提供してもおかしくはないわけで、
 「」の方が正確で親切な表現だよなぁ、と納得してしまいました。
 
 そして、足立屋で「」に使われている部位はモモ肉や胸肉ではなく、「せせり」と
 呼ばれている首周りの肉の部分です。

 「せせり」を初めて喰ったのはまだ、十代の頃だったと思うのですが沖縄市の
 一番街の裏手にある怪しい店で鍋をご馳走になった時でした。

 骨付きの首肉そのままだったのですが、ぷりっとした食感に感動したのを覚えて
 います。

 ちょっと前までは焼肉屋の「安安」のメニューにもありました。もちろん必ず注文して
 いましたが、いつの間にか姿を消してしまい残念に思っていたのですが、

 足立屋で再会です。

 しかも、プロの焼くプリップリのせせりです最高です。幸せです。

 足立屋の串焼きは他にも限定品や裏技もあるので、ぜひ通い詰めて
 幸福な出会いを体験してみてください。

 近いうちにS子さんの煮込みをテーマにまた、書きます。
 

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