骨太・・・竹鶴
4月28日に届いた後、常温で放置していた
「
小笹屋竹鶴 宿根雄町 純米生原酒」を13日(木)に開けました。
栓を抜くと
プシューという音が・・・瓶の中にまだ酵母が生きているのでしょうか?
片口に注ぐと綺麗なうす山吹色です。しかし、鼻を近づけると
ドゥーンと
アルコールのアタックが襲ってきます。
19.4度もあるそうなので当然なのでしょうが
印象は「
開運 純米吟醸 無濾過生原酒」の時よりもきつい感じです。
思わず「
うぉっ!」とたじろいでしまいました。上立香だけの印象ですが、
骨太!
という言葉が浮かんできました。
杯に注いで、
ひや(常温)で一口・・・キャラメルのような味の後に酸味がぐっと
きます。キツイ感じですが、雑味はなくすぅっときれていきます。
荒々しく硬い酒で、
ものすごく酸が感じられます。
「
開運」の時もゴツい酒だなと思ったのですが、「
竹鶴」はそれ以上です。
次は
上燗(44℃)にしてみました。燗をつけても相変わらず酸の強い香りです。
少し冷ましてから一口・・・
木の実のようなキャラメルのようなタッチの後(一瞬
オッ!)
ぐぅっと酸がやってきて、すぐにきれていきます。
明らかに
燗映えする酒です。しかし、味は荒々しく呑むにはまだ早いと思いました。
酒屋さんのコメントでは「数日でガラリと印象が変わり柔らかくこなれていく」そうです。
今後が楽しみな酒です。
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