日本酒のブレンド

浜太郎

2013年08月27日 04:25

 











 




  最近お気に入りの「天明 中取り零号 純米生酒 おりがらみ」です。
 冷酒でも燗冷ましでも美味いと、当ブログでも絶賛しましたが、先日この「天明」を
 15℃位の冷酒で呑んでいたのです。しかし、開栓して1週間以上経過していたので
 酸が強くなりバランスが悪くなっていました。

 いつもなら「よし、お燗だ!」と熱燗につけて後、燗冷ましにしてその旨味と香りを
 楽しむところなのですが、その日は「天明」の後に呑もうと
 












 既に 「23BY秋鹿 純米70 無濾過生原酒(写真は山廃ですが)」 (1月11日から5ヵ月半常温保管し6月29日に開栓。その後1ヵ月常温熟成したものです)燗冷ましで準備しておいてのです。

 旨味・甘みもバッチリで味はノリノリの状態です
 
 そこで、ちょっとした思い付きで湯呑み半分(50ml)くらいの「天明」に小さじ2杯程度
 「秋鹿」の燗冷ましを混ぜてみました。

 すると・・・酸が前に出すぎていた味はバランスを取り戻し、丸みを帯びた口当たりに変わったのです。

 さらに、もう少し「秋鹿」を混ぜてみると丸みプラス旨味も顔を出してきます。

 美味い!

 試しに妻に呑ませて見たのですが、同意見でした。しぼりたての冷酒常温熟成の燗冷ましという全く性格の違う酒を混ぜることでバランスの調整が出来ることが新しい発見でした。

 皆さんも同様の経験がありましたら、ぜひ教えてください。


 



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