日本酒のブレンド
最近お気に入りの「
天明 中取り零号 純米生酒 おりがらみ」です。
冷酒でも燗冷ましでも美味いと、当ブログでも絶賛しましたが、先日この「天明」を
15℃位の冷酒で呑んでいたのです。しかし、開栓して1週間以上経過していたので
酸が強くなりバランスが悪くなっていました。
いつもなら「よし、お燗だ!」と熱燗につけて後、燗冷ましにしてその旨味と香りを
楽しむところなのですが、その日は「天明」の後に呑もうと
既に 「
23BY秋鹿 純米70 無濾過生原酒(写真は山廃ですが)」
(1月11日から5ヵ月半常温保管し6月29日に開栓。その後1ヵ月常温熟成したものです)を
燗冷ましで準備しておいてのです。
旨味・甘みもバッチリで味はノリノリの状態です
そこで、ちょっとした思い付きで湯呑み半分(50ml)くらいの「天明」に小さじ2杯程度
「秋鹿」の燗冷ましを混ぜてみました。
すると・・・酸が前に出すぎていた味は
バランスを取り戻し、
丸みを帯びた口当たりに変わったのです。
さらに、もう少し「秋鹿」を混ぜてみると
丸みプラス旨味も顔を出してきます。
美味い!
試しに妻に呑ませて見たのですが、同意見でした。
しぼりたての冷酒と
常温熟成の燗冷ましという全く性格の違う酒を混ぜることで
バランスの調整が出来ることが新しい発見でした。
皆さんも同様の経験がありましたら、ぜひ教えてください。
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