ちょっとシュワシュワ秋鹿
6升の酒が届いた翌日、隣人のKさんが久しぶりに我が家にやって来ました。
昨年は「
獺祭 にごり酒」でシュワシュワの日本酒体験をしてもらったのですが
今年は「秋鹿」の実力で感動してもらおうと思ってKさん用に準備したのが
「秋鹿 特別純米 山廃山田錦70 槽搾直汲 無濾過生原酒」です。
通常の無濾過生と違って搾りたてなので少しシュワシュワと説明されていた
酒です。
ラベルには
山田錦70%精米 7号酵母 日本酒度+6 酸度2.3 アミノ酸度0.9
の表示がされています。
開栓するとほんのり甘い良い香りが広がります。
Kさん:「
あ~いい香りですね」
妻 :「
ほんと、いい香り」
グラスに注ぐと少し細かな泡が立つかなと思っていたのですが、それはなく
いたって普通でした。しかし、口に含むと少し刺激があります。不思議です。
味は酸度がかなり高いので濃厚ですが仄かな甘みが広がり落とすとすうっと
キレていきます。雑味は殆ど感じられません。
私 :「白ワインみたいですね」
Kさん:「
ほんとだ。でもワインみたいな渋みというか酸味はないっすね。美味しい!」
妻 :「
うま~い」(ごくごくと飲み干して、すぐさま私に注げとグラスを差し出す)
さすが秋鹿!濃醇だが雑味が無くすっとしていてキレが良い!
冷酒(この日は5℃~10℃くらいで呑みました)でもしっかりしています。
試しに
人肌燗(37℃)にしてみますとビックリ!シュワは消えますが甘みがぐ~ん
と増してがらりと印象が変わります。
Kさん:「
甘~いです。」
妻 :「
うん、甘~い、でも旨~い。」
私 :「どっちが好きですか?」
2人:「
冷たい方」(女性陣は冷酒派のようです)
最後に
上燗(45℃)にして後、
燗冷ましにしてみました。
旨味が前面にでてきます。これなら、残りは
常温熟成にしてもなんの問題も無さそうです。
しかし、珍しく妻の飲酒ボタンが押されたようで恐ろしいスピードでグラスを空けて
いきます。Kさんも気に入ったようで結局3人でほぼ全部呑んでしまいました。
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