最初の実験:その1

2010年02月02日

 今年の正月の自分用に注文したのが、井上合名会社「三井の寿・純米大吟醸・斗瓶囲い」
(山田錦40%・9号系酵母・日本酒度+5・酸度1.5)でした。
 4年前に「豊穣美田」を飲んで以来、好きな蔵元で山廃仕込みだけでなく純米吟醸も燗に
して美味く、2年前まではよく注文していました。(ここ数年は浮気中)
 
 さて、大晦日の夜・・・妻の実家で義母と差し向かいで、一献。ということで冷蔵保存して
いた4合瓶を15℃くらいまで戻してから開栓しました。

 香りは落ち着いた吟醸香、しかし口に含むと少しアルコールの棘が刺さり、硬い感じ。
次は人肌(38~39℃)燗で、香りは嫌味でない程度に開いたが、酸味は少なく旨味も薄い
・・・ふくらみませんねぇ・・・最後にぬる(42℃)燗、香りが消え去り旨味は少し増したが平凡
な酒に。そのあと「醸し人九平次・月と火の間に」を燗で出すと義母は

「私はこっちのほうが好きだわ」ごもっとも。・・・どうした井上合名会社。

 これは古川氏の言っていた常温で放置して熟成を加速させるしかない・・・ということで
そのまま蓋をして箱にいれ部屋の隅に放置



同じカテゴリー(常温熟成)の記事
とりあえず写真
とりあえず写真(2014-08-28 02:34)

ドロドロスープ
ドロドロスープ(2014-06-12 05:16)

滋賀の酒「松の司」
滋賀の酒「松の司」(2014-02-02 04:06)

日本酒のブレンド
日本酒のブレンド(2013-08-27 04:25)


Posted by 浜太郎 at 02:39│Comments(0)常温熟成
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。