次なる実験:にゃんカップの志太泉
2010年02月12日
猫好きにはたまらない「にゃんカップ」(ワンカップに対抗して作ったそうです)

中身は純米吟醸で侮れないカップ酒です。
そのにゃんカップの蔵元,志太泉酒造の「志太泉 純米」の熟成結果報告です。
口開けは1月26日(火)でした。ひや(常温)で一口。ほのかな上立香はまずまず
でしたが、やはり印象は「硬い!」妻も一口呑んで「うん、硬い」そこで、即行
栓をして放置
2日後の28日(木)、一合ほどミルクポット(片口代わり)に注いで香りを確認
・・・ほんのりですが強くなっている。それから、杯に注いで
ひやで一口・・・(私は最初に上唇に酒が触れる感じを重要視しますが)
・・・明らかに柔らかくなっています。味乗りがして旨味も増しています。
それから、ぬる燗(40~41℃)にしてみますと、さらに旨味が増し甘みも感じられる。
眠りから覚めて酒が開いたなという印象です。
「これはイケル!」と自信を深めてまた放置
さらに2日後の30日(土)・・・(我慢出来んのか!というツッコミをよそに)再確認
旨味はさらに増し、燗にするとほんのりと枯れたような黒糖のような木の実のような
複雑な熟成香が立ち上がってきました。妻と二人で「んま~い、最高」
二合ほど呑んじゃいました。
ところが翌日、キャベツを頂いたのでKさん、よっぱらい魔人Tちゃんを招いて
お好み焼き大会を開いたのですが、前日とは変わって旨味も香りも引きこもって
しまったような印象。KさんもTちゃんも羽前白梅(山形)に夢中。医者に
酒を控えるように注意されてたTちゃんも、ブレーキが壊れたように「おかわり!」の連発。
あれれ、もう熟成終了ですか?志太泉。
それから、不安を抑えつつ9日間放置
そして、口開けから丁度二週間後の2月9日(火)
ちょっとドキドキしながら栓を開けまして、ミルクポットにジャブジャブと一合。
爽やかな香りが立ち上がります。(変化してます)
一口含むと、今度はひやでもハッキリと熟成香が感じ取れます。すぐさまぬる燗(42℃)に、
10日前(土)のように複雑な旨味と甘みが口の中に広がります。
けれども、その後すぅっとその味はキレてあとはさっぱりします。もう一杯。
肴も相乗効果で箸がすすみます。しあわせでした。

「志太泉 純米酒」 H20年醸造 山田錦60% 静岡県酵母NEW-5
日本酒度+3 酸度 1.3 瓶詰めH21年12月(1800ml) 2415円 (送料別)
感想:純米酒だが、60%精米なので雑味は少なく香りもほのかに吟香が感じられる。
また、酸度が低いので旨味プラス甘みがハッキリ出ている。
仕込んでから1年蔵内で熟成させてから瓶詰めしたためか、口開け2・3日で
酒が目覚めた。そして僅か2週間で熟成した香り味わいが感じられた。上燗でも
美味しく、またその燗冷ましも大変美味しく、食事によく合う晩酌向けの良酒。
たぶん、熱燗(50℃)にしても味は崩れないと思われる。
採点:1.8(口開け・ひや)~1.4(常温熟成2週間後・ぬる燗・燗冷まし)
中身は純米吟醸で侮れないカップ酒です。
そのにゃんカップの蔵元,志太泉酒造の「志太泉 純米」の熟成結果報告です。
口開けは1月26日(火)でした。ひや(常温)で一口。ほのかな上立香はまずまず
でしたが、やはり印象は「硬い!」妻も一口呑んで「うん、硬い」そこで、即行
栓をして放置
2日後の28日(木)、一合ほどミルクポット(片口代わり)に注いで香りを確認
・・・ほんのりですが強くなっている。それから、杯に注いで
ひやで一口・・・(私は最初に上唇に酒が触れる感じを重要視しますが)
・・・明らかに柔らかくなっています。味乗りがして旨味も増しています。
それから、ぬる燗(40~41℃)にしてみますと、さらに旨味が増し甘みも感じられる。
眠りから覚めて酒が開いたなという印象です。
「これはイケル!」と自信を深めてまた放置
さらに2日後の30日(土)・・・(我慢出来んのか!というツッコミをよそに)再確認
旨味はさらに増し、燗にするとほんのりと枯れたような黒糖のような木の実のような
複雑な熟成香が立ち上がってきました。妻と二人で「んま~い、最高」
二合ほど呑んじゃいました。
ところが翌日、キャベツを頂いたのでKさん、よっぱらい魔人Tちゃんを招いて
お好み焼き大会を開いたのですが、前日とは変わって旨味も香りも引きこもって
しまったような印象。KさんもTちゃんも羽前白梅(山形)に夢中。医者に
酒を控えるように注意されてたTちゃんも、ブレーキが壊れたように「おかわり!」の連発。
あれれ、もう熟成終了ですか?志太泉。
それから、不安を抑えつつ9日間放置
そして、口開けから丁度二週間後の2月9日(火)
ちょっとドキドキしながら栓を開けまして、ミルクポットにジャブジャブと一合。
爽やかな香りが立ち上がります。(変化してます)
一口含むと、今度はひやでもハッキリと熟成香が感じ取れます。すぐさまぬる燗(42℃)に、
10日前(土)のように複雑な旨味と甘みが口の中に広がります。
けれども、その後すぅっとその味はキレてあとはさっぱりします。もう一杯。
肴も相乗効果で箸がすすみます。しあわせでした。
「志太泉 純米酒」 H20年醸造 山田錦60% 静岡県酵母NEW-5
日本酒度+3 酸度 1.3 瓶詰めH21年12月(1800ml) 2415円 (送料別)
感想:純米酒だが、60%精米なので雑味は少なく香りもほのかに吟香が感じられる。
また、酸度が低いので旨味プラス甘みがハッキリ出ている。
仕込んでから1年蔵内で熟成させてから瓶詰めしたためか、口開け2・3日で
酒が目覚めた。そして僅か2週間で熟成した香り味わいが感じられた。上燗でも
美味しく、またその燗冷ましも大変美味しく、食事によく合う晩酌向けの良酒。
たぶん、熱燗(50℃)にしても味は崩れないと思われる。
採点:1.8(口開け・ひや)~1.4(常温熟成2週間後・ぬる燗・燗冷まし)
Posted by 浜太郎 at 03:46│Comments(0)
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