骨太・・・竹鶴

2010年05月16日

 4月28日に届いた後、常温で放置していた

 「小笹屋竹鶴 宿根雄町 純米生原酒」を13日(木)に開けました。

 栓を抜くとプシューという音が・・・瓶の中にまだ酵母が生きているのでしょうか?
 片口に注ぐと綺麗なうす山吹色です。しかし、鼻を近づけるとドゥーン
 アルコールのアタックが襲ってきます。19.4度もあるそうなので当然なのでしょうが
 印象は「開運 純米吟醸 無濾過生原酒」の時よりもきつい感じです。

 思わず「うぉっ!」とたじろいでしまいました。上立香だけの印象ですが、骨太!
 という言葉が浮かんできました。

 杯に注いで、ひや(常温)で一口・・・キャラメルのような味の後に酸味がぐっと
 きます。キツイ感じですが、雑味はなくすぅっときれていきます。
 荒々しく硬い酒で、ものすごく酸が感じられます。

 「開運」の時もゴツい酒だなと思ったのですが、「竹鶴」はそれ以上です。

 次は上燗(44℃)にしてみました。燗をつけても相変わらず酸の強い香りです。
 少し冷ましてから一口・・・木の実のようなキャラメルのようなタッチの後(一瞬
 オッ!)ぐぅっと酸がやってきて、すぐにきれていきます。

 明らかに燗映えする酒です。しかし、味は荒々しく呑むにはまだ早いと思いました。

 酒屋さんのコメントでは「数日でガラリと印象が変わり柔らかくこなれていく」そうです。
 今後が楽しみな酒です。



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Posted by 浜太郎 at 23:15│Comments(0)常温熟成
 
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